成田空港で検疫ミス アメリカから到着の約90人[2020/03/27 10:40]

 厚生労働省は26日にアメリカから入国した乗客乗員90人余りに対し、成田空港の検疫所で14日間の待機要請など強化された検疫をせずに通過させるミスがあったと発表しました。

 加藤厚生労働大臣:「あってはならないことなので、さらに徹底をさせていきたい」
 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府は午前0時から、アメリカからの便について入国後14日間の待機要請を行うなど検疫を強化しています。厚労省によりますと、午後にシカゴから成田空港に到着した全日空機の乗客乗員92人に対して通常の検疫のみで通過させてしまい、14日間の待機や公共交通機関を使わないことの要請などをしていなかったということです。厚労省は「時差の計算を誤り、検疫の対象外と勘違いしていた」としています。

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