新型コロナ影響　解雇や雇い止め1000人超の見通し[2020/04/01 15:54]

　新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、職場を解雇や雇い止めされる人が全国で少なくとも1000人を超える見通しであることが分かりました。

　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化が原因で職場を解雇・雇い止めされた人と、今後、解雇・雇い止めされる予定の人は先月30日時点で合わせて1021人いるということです。宿泊業やバス運転手といった観光関連業が多く、ハローワークではこうした業種への求職を希望する人も増えているということです。また、感染拡大を理由にした学生に対する就職内定の取り消しも23社、58人となっていて、雇用情勢への影響が深刻化しつつあります。