屋形船感染者から拡大か…永寿総合病院のクラスター[2020/04/02 12:15]

 感染クラスターとして今年1月中旬に発生した東京の屋形船の感染者が、7人が死亡した都内の永寿総合病院の集団感染の原因になっていた可能性があることが分かりました。

 厚生労働省のクラスター対策班の分析によりますと、1月18日の屋形船での新年会で新型コロナウイルスに感染した患者が東京・台東区の永寿総合病院に入院しました。この患者かもしくはフランスから帰国して入院していた別の患者から他の患者に感染し、医療スタッフや患者に拡大していった可能性があるとみられています。さらに、永寿総合病院からは慶応義塾大学病院にも患者が転院していて、感染が広がったとみられています。永寿総合病院では100人以上が感染し、7人が死亡しています。

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