クラスターマップの最新版を公表　目立つ院内感染

　新型コロナウイルスの集団感染が全国のどこで発生したかを示す「クラスターマップ」の最新版が公表されました。14都道府県で26カ所が確認されています。

　厚生労働省は感染者の集団である「クラスター」の発生が感染拡大を招くと警戒し、分析と対策を進めています。先月31日時点として公表された最新版では、新たに宮城県や群馬県、茨城県、それに岐阜県や京都府、大分県でクラスターが確認され、14都道府県の26カ所となりました。大規模な院内感染が発生した東京都は3カ所増えて4カ所です。全国では9カ所あった医療機関の他に福祉施設やスポーツジムでのクラスター発生が目立っています。