都営地下鉄の利用者数　去年の同時期に比べ約70％減[2020/04/09 02:34]

　東京都は、都営地下鉄の利用者数が週末の外出自粛を呼び掛けた先週末から減少していることを明らかにしました。

　東京都は、先週の土曜日と日曜日には不要不急の外出をしないよう都民に呼び掛けていました。その結果、この2日間は都営地下鉄の利用者が去年の同じ時期に比べて約70％減少したということです。先週の平日の通勤時間帯の利用者数については、テレワークなどの影響で1月末と比べて約3分の1に減っています。緊急事態宣言を受け、都はこれまで以上に外出の自粛を求めています。また、都は10日に施設に対する休業要請などについて発表することにしていて、現在、その具体的な中身を検討しています。国との調整も続いていて、近隣の自治体からは反発の声も上がっています。これに対し、小池知事は「隣接県が同時に行う必要はない」としています。