警視庁が警戒強化 外出自粛でDV・詐欺被害を懸念[2020/04/09 06:25]

 緊急事態宣言を受けて住民が外出を控えるなか、DV被害や特殊詐欺などの犯罪が増加する懸念があるとして、警視庁が警戒を強めています。

 緊急事態宣言が出たことを受け、東京・昭島市には8日に20人以上の機動隊員が派遣されて駅前のATMなどで警戒活動を行いました。警視庁は警視総監をトップとした「緊急対策本部」を設置し、都内の治安維持にあたっています。在宅率の上昇でDV被害や児童虐待、高齢者を狙った特殊詐欺などの犯罪の増加が懸念されています。都内では新型コロナウイルスに関連した詐欺電話なども確認されていて、警視庁は住民が不安感を持たないよう犯罪の取り締まりと未然防止に努めるとしています。

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