東京都 ネットカフェ休業で一時宿泊先提供[2020/04/10 23:59]

 東京都は休業要請の対象になったインターネットカフェで寝泊まりをしていた人など、新型コロナウイルスの影響で居場所を失った人にホテルなど一時的な宿泊場所を提供します。

 東京都は緊急事態宣言を受けて、インターネットカフェに休業要請を出しました。都ではインターネットカフェで寝泊まりをしている人が一日あたり約4000人いるとされています。そこで都は、新型コロナウイルスの影響で居場所を失った人に対して、都内のビジネスホテルなどを借り上げて一時的に宿泊場所を提供するということです。8日から利用が始まっていて、ホテルは100室、アパートは500室を用意しています。ホテルについては今のところ、緊急事態宣言の期間となっている来月6日まで滞在が可能だということです。利用するには各自治体の福祉事務所や自立相談支援機関、「TOKYOチャレンジネット」という都のホームページから相談する必要があります。10日には17件の相談があり、6人をホテルに案内していて、これまで合わせて12人がホテルを利用しています。

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