群馬県で35人新たに感染　老人ホームでクラスターか

　群馬県では11日、新型コロナウイルスの感染者が35人確認され、このうち33人は伊勢崎市の有料老人ホームの入居者とその職員でした。

　群馬県によりますと、11日に新たに35人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。そのうち33人は伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」に入居する50代から90代の入居者23人と20代から60代の職員10人でした。この老人ホームではこれまでにも感染者が出ていて、合わせて41人の感染が確認されました。また、すでに感染が確認されていた入居者の80代の男性が死亡しました。山本一太知事はこの老人ホームがクラスターになっているとみて、濃厚接触者の割り出しを進めるとともに、県民に不要不急の外出を避けるように改めて求めました。