緊急事態宣言の前後で利用者に差 渋谷駅では9割減[2020/04/13 17:14]

 緊急事態宣言の前後で土曜日のJR渋谷駅の利用者が大幅に減ったことが分かりました。

 JR東日本によりますと、11日に定期券以外で渋谷駅を利用した人の数は緊急事態宣言が出る前の4日の土曜日に比べて90%少なくなりました。また、新型コロナウイルスの影響が出ていない去年に比べると98%減っているということです。そのほか、緊急事態宣言の前後と比べ、東京駅では平日が49%減、土曜が47%減、新宿駅では平日が47%減、土曜が43%減となっていて、前の年に比べると78%から93%の減少幅となっています。平日朝のピーク時間帯の山手線も緊急事態宣言の後は、その前の週より35%減っていて、2月上旬と比べると60%少なくなっています。東北、上越、北陸などの各新幹線は緊急事態宣言が出た前の週と比べ、今月8日から10日の平日は43%減、11日と12日の土日は46%減、前の年に比べると82%から92%減で大きく落ち込んでいます。

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