25都道府県“ホテル療養”へ 患者増加に自治体対応[2020/04/14 11:59]

 軽い症状の患者が入院ではなく、ホテルなどで療養してもらう「宿泊療養」について、25の都道府県がホテルや施設の確保を進めていることが分かりました。

 14日朝の閣議後会見で、加藤厚生労働大臣は新型コロナウイルスの患者の数が先週から倍増し、特に緊急事態宣言が出された7都府県の患者が増加分の7割を占めていると明らかにしました。感染者がさらに増えた場合に備えて重症患者が入院できるベッドを確保するため、すでに25都道府県が軽症や症状のない患者に宿泊療養してもらうホテルや施設の確保を進めているということです。このうち東京都や大阪府などでは、実際に入院している軽症の患者を病院から宿泊施設に移し始めています。

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