“解雇・雇い止め”全国で1830人に 感染拡大で[2020/04/14 22:08]

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、職場を解雇や雇い止めされる人が全国で2000人に迫っていることが分かりました。雇用情勢に深刻な影響が出ています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化などが原因で職場を解雇・雇い止めされた人と、今後、解雇・雇い止めされる予定の人は13日時点で1830人だということです。先月30日からの2週間で800人以上増え、2000人に迫っています。業種別では、バス運転手や宿泊業など観光関連業が多くなっています。また、同じく感染拡大が原因で学生に対する就職内定の取り消しも14日時点で31社89人に上っています。就職時期の繰り下げも70社417人報告されていて、厚労省は今後、内定の取り消しがさらに増える恐れがあると見ています。

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