“経営悪化”中小企業に最大30万円支給へ　千葉県[2020/04/16 13:39]

　千葉県は新型コロナウイルスの影響で売り上げが50％以上、減るなどした中小事業者に国の臨時交付金を活用して最大で30万円を支援すると発表しました。

　千葉県によりますと、支援の対象は休業の要請に応じた中小事業者のほか、要請の対象ではない飲食店や宿泊業なども含まれていて、前の年に比べて売り上げが50％以上、減少した中小事業者に10万円を支給します。また、店舗や事務所を借りている場合は賃料などの支援として10万円、場所が複数だと20万円が支給されます。すべて合わせると支給額は最大で30万円になります。休業要請に応じなかった事業者は対象外とする考えです。支援策は100億円以上の規模を想定しています。千葉県は去年の台風などで500億円あった財政調整基金をほぼ使い尽くしていることから、支援策の財源は全額を国の臨時交付金で対応する考えです。