都内で最大47カ所にPCR検査の専用施設を開設へ[2020/04/17 18:11]

　東京都医師会は17日午後に会見し、都内で最大47カ所にPCR検査の専用施設を開設すると発表しました。

　東京都医師会・尾崎治夫会長：「しっかりと疑わしい症例についてはPCRをできるだけ行って次の段階にいってもらえるように」
　新型コロナウイルスの感染者が3000人に近付いている東京都では医師がPCR検査を必要だと判断しても受けにくい状況になっています。そこで、東京都医師会は都内の区や市などと連携して最大47カ所にPCR検査を専門に行う「PCRセンター」を開設することにしました。各地域の医師会が運営し、医師や看護師がシフトを組んで対応します。一部はすでに開設していて、順次、増やしていくということです。尾崎会長は「医療現場も一生懸命診察をするが、患者数がこれ以上増えると東京は持たない。都民の皆様にも感染防止に協力して頂きたい」と話しています。