全戸配布マスクの調達先は伊藤忠など3社と判明[2020/04/21 23:58]

　政府が1世帯に2枚ずつ配布している布マスクについて、厚生労働省が調達先3社と契約金額を明らかにしました。

　厚労省によりますと、調達先は興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社で、契約金額は順に54億8000万円、28億5000万円、7億6000万円の合わせて90億円余りです。いずれも中国やベトナム、ミャンマーといった海外の工場で生産したということですが、それぞれの納入枚数について、厚労省は「企業活動に影響を及ぼす恐れがある」として明らかにしていません。政府は17日から郵送費などを含めて総額466億円をかけて布マスク1億3000万枚を感染者が多い東京都から1世帯2枚ずつ全戸配布しています。