長崎のクルーズ船は計91人「今後の療養支援が課題」[2020/04/24 11:53]

 長崎市に停泊しているイタリアのクルーズ船で新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で、24日に新たに43人の感染が確認されて感染者は合わせて91人になりました。

 長崎県福祉保健部・中田勝己部長:「少なくとも100人以上には最終的になると考えている。今後、どのような療養支援体制を組んでいくのかが大きな課題」
 長崎県は23日に新たに208人分の検体を採取し、43人が陽性、164人が陰性、1人が判定保留と発表しました。これで「コスタ・アトランチカ」の感染者は91人になり、重症者は22日に救急搬送された40代の男性1人です。日本人の通訳1人を含む乗員623人のうち残る検査は288人です。検体の採取には災害派遣要請で23日から自衛隊も加わっていて、県は24日中にすべての検体を採取する方針です。

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