出張費を水増しし不正受給 税務署職員を懲戒処分[2020/04/24 16:37]

 東京国税局は443回分の出張費を水増しして請求し、約52万円を不正に受給したとして50代の男性職員を減給3カ月の懲戒処分としました。

 東京国税局は、都内の税務署に勤務する50代の男性職員が去年4月までの4年間にわたって443回分の出張費を水増しして請求し、約52万円を不正に受給していたとして減給3カ月の懲戒処分にしたことを公表しました。男性は税務調査などで出張する際の電車代などを請求する際に1回あたり、数十円から数千円を水増ししていたということです。男性は24日付で辞職しました。男性は事実関係を認めていて、「個人的な飲食代を捻出しようとした」などと述べたということです。東京国税局は「国民の皆様方の信頼を損なう行為であり、誠に遺憾なものと受け止めておりおわび申し上げます」とコメントしています。

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