県立学校の臨時休校を5月末まで延長へ　栃木県[2020/04/30 20:48]

　栃木県は新型コロナウイルスの影響で続く県立学校の臨時休校を来月末まで延長することを決めました。

　栃木県の福田知事は記者会見で、来月6日までとしていた県立学校の休校を31日まで延長することを明らかにしました。県内や関東で感染が広がっている状況を受けて判断したとしていて、市や町、私立の学校にも同様の対応を求めます。福田知事は休校の延長で授業時間がさらに減ることから夏休みの短縮は避けられないとの認識を示し、「県の学習支援のサイトの活用や登校日の設定などで子どもたちの学びの補償を図ってほしい」と述べました。記者会見では軽症や症状がない感染者が入る施設も公表されました。宇都宮市内のホテルで111室を確保していて、来月初旬から受け入れを始めるとしています。