令和になってちょうど1年です。天皇陛下は1日、皇居で宮中祭祀(さいし)に臨まれました。また、新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者への思いがホームページに公開されました。
天皇陛下は毎月恒例の宮中祭祀「旬祭」に臨まれました。出席者は新型コロナウイルスの感染対策でお互いの距離を離したということです。また、宮内庁は先日、陛下が感染症の専門家から説明を受けた際に話された内容の一部をホームページに掲載しました。新型コロナウイルスについて「皆がなお一層、心を一つにして力を合わせながらこの感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」などの思いが記されています。非公開の場での陛下のお言葉が公開されることは極めて異例で、医療従事者や国民への思いが込められていたことから陛下の了承を得て公開したということです。
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