「大阪モデル」自粛解除の独自基準を午後にも公表[2020/05/05 12:36]

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が今月末まで延長されたことを受け、大阪府は「自粛」の解除に向けた独自の基準を5日午後にも公表します。

 大阪府は自粛が長期化することで経済活動が停滞し続けることへの懸念から、医療態勢を確保できると判断すれば休業要請などを段階的に解除する方針です。解除の基準には病床の使用率などを盛り込み、15日時点で解除するかどうかを判断します。吉村洋文知事は4日、こうした基準の達成状況を「府民に見える形で公表したい」と話しました。
 吉村洋文大阪府知事:「(基準を達成している)緑ゾーンだったら大阪城のライトアップを緑にする。府民全員が今の医療状態、危険度を共有。黄色がついているから自粛していかないといけないねと」
 大阪府は5日午後に対策本部会議を開き、自粛解除の根拠となる具体的な数値を公表します。

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