新型コロナ受診目安見直し 「37.5度以上」削除検討[2020/05/06 06:31]

 「37.5度以上の発熱が4日」としている新型コロナウイルスの受診の目安について、厚生労働省が「37.5度以上」を削除することなどを検討していることが分かりました。

 新型コロナウイルスへの感染を疑って病院を受診する場合の目安について、現在、厚労省は「37.5度以上の発熱が4日以上、続く場合」とし、高齢者や持病のある人については「2日程度続く場合」としています。しかし、軽症と診断された患者が自宅待機中に死亡したケースなどを受け、政府の専門家会議は「軽症者や感染が疑われる患者をもっと早く検査につなげるべき」と指摘しました。これを受けて厚労省では受診の目安の見直しが進められていて、「37.5度以上」の条件を外すことや「4日」としている日数を早めることなどが検討されています。新たな目安は早ければ今週中にも示される見通しです。

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