専門家会議 再び感染者増なら早期に「再指定」[2020/05/15 06:10]

 政府の専門家会議の尾身茂副座長は14日夜の会見で、緊急事態宣言が解除されても再び感染者が増えれば早い段階で「再指定すべき」との考えを示しました。

 専門家会議・尾身茂副座長:「場合によってはだんだんと(再び)危険地域に行く可能性もなきにしもあらず。他の国でも解除したら、あまり時間が経たないうちにまたクラスターが出た」
 尾身副座長はこのように述べ、緊急事態宣言の指定が解除された39県について感染者の数は抑えられているものの、再流行のリスクは続いていると強調しました。そのうえで、再び感染者が増えれば「再指定」が必要との認識を示しました。その際は、感染者の増加数などをもとに早めに判断するべきだとしています。また、感染リスクが高い施設の使用制限は今後も避けられないとして、対象となる事業者には「十分な経済的支援を検討するべきだ」と述べました。

こちらも読まれています