東京都の緩和基準 悪化で「東京アラート」発令も[2020/05/15 16:34]

 東京都の小池知事は休業要請などを緩和する基準について、一日あたりの感染者数を20人未満とするなどとしたロードマップの概要を公表しました。

 都のロードマップでは休業要請などを段階的に緩和する際の目安について感染状況や医療提供体制などの観点から7つの指標が設定されました。具体的には一日あたりの感染者数が20人未満であることや感染経路が分からない人の割合が50%未満であること、このほか、入院患者の数やPCR検査の陽性率などで判断するとしています。こうした指標が1項目でも緩和の目安を超えるなどした場合には「東京アラート」という言葉を使って都民に警戒を呼び掛けます。その後、感染が拡大していると判断された際には再び外出の自粛や休業を要請するということです。国は21日にも全国で緊急事態宣言を解除する可能性を示していますが、小池知事は今月中は外出の自粛など今の措置を続けたうえで、来月以降にロードマップを適用するか判断するとしています。

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