“検察庁法”に異例の意見書…検察OBから安堵の声[2020/05/18 11:56]

 検察庁法改正案に反対する異例の意見書を出していた検察OBからは安堵(あんど)の声が上がりました。

 松尾邦弘元検事総長ら14人の検察OBは先週、法務省に対して検察庁法改正案に反対する意見書を提出していました。そのうちの一人、清水勇男元最高検検事はANNの取材に対し、与党が今の国会での法案成立を見送る方針を固めたことについて「国民の声が届いたのではないか」とコメントしました。また、「声を上げるべき時には上げることが必要で、それが政治の動きを左右することが健全な民主主義の一つの流れだ」と指摘し、「法案は全面撤回にさせなければいけない」と強調しました。また、松尾元検事総長も「今後の動きをしっかり見ていきたい」と話しました。

こちらも読まれています