“外出しない達人”宇宙飛行士に聞く「巣ごもり術」[2020/05/19 20:09]

 狭い空間で長期間過ごさなければならない宇宙での生活は「究極の外出自粛生活」といえるかもしれません。宇宙のスペシャリストに生活の知恵を伺いました。

 宇宙飛行士・若田光一さん。日本人最多4度の宇宙行きを実現し、日本人として初めて国際宇宙ステーションの船長も務めました。ジャンボジェットほどの閉鎖空間に6人で約半年の期間を過ごすという過酷な任務。そんな若田さんも現在は在宅勤務真っ最中。今の生活にも宇宙での習慣を取り入れているそうです。
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙飛行士・若田光一さん:「テレワークをする前に必ず有酸素運動か筋力トレーニング。どちらかを必ず、毎日30分から1時間くらいやってから、それから普通の仕事をするようにしています」
 まさに閉鎖空間のスペシャリストの若田さんですが、宇宙での生活と同じように気を付けていることがあります。それが…。
 JAXA宇宙飛行士・若田光一さん:「家族の皆さんと長い間、自宅で過ごす時間が長くなるとストレスが高まってくる」
 船長としてコミュニケーションを円滑にするため、大切にしていたことがあるそうです。
 JAXA宇宙飛行士・若田光一さん:「一緒に食事をする時間を大切にしました。家族のそれぞれが交代で料理をすることで、これまでと違った時間の楽しみ方、料理の楽しみ方みたいなものがあると思う。宇宙でも同じように料理をすることは出来ないけど、各国のものを持ち寄ったり、それぞれが持ってきた嗜好(しこう)食を仲間に振る舞ったり、皆がリラックスできる時間を作れるのかなと」
 そして、宇宙飛行士たちが各々リラックスするためにやっていたことが。
 JAXA宇宙飛行士・若田光一さん:「(NASA(米航空宇宙局)の研究で)日記を宇宙飛行士たちがつけることによって、心理的に閉鎖空間で安定して長い時間を乗り切るために効果があることも研究成果として出てきています」

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