聖マリ西部で78人感染 不十分な感染防止対策が一因[2020/05/20 06:11]

 これまでに入院患者ら78人が新型コロナウイルスに感染した横浜市の病院で、感染防止の対策が不十分だったことが保健所の調査で分かりました。

 横浜市旭区の聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院では、入院患者や看護師など78人が感染しています。保健所が調査したところ、看護師らが共有で使うタブレット端末や電子カルテの指紋認証のために指を置く部分などの消毒が不十分でした。また、防護服を脱ぐ時に触ってはいけない自分の髪を触るなど防護服を扱う正しい手順が守られていませんでした。さらに、全職員に感染防止の対策を伝えていましたが、実際に守っているかを確認していませんでした。

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