日本医師会の有識者会議 アビガン早期承認に懸念[2020/05/21 06:16]

 新型コロナウイルスの治療薬として研究が進む「アビガン」について、日本医師会の有識者会議は「有効性の判断が示されない間に期待が大きくなりすぎるのはよくない」と懸念を示しました。

 厚生労働省によりますと、アビガンは臨床研究としてこれまでに約3000人の患者に投与されています。安倍総理大臣は「有効性、安全性が確認されれば、今月中の承認を目指す」と発言していますが、日本医師会の有識者会議は20日の会見で「科学的根拠に基づいて有効で安全だと結果が出るまで真摯に待つ必要がある」と慎重でした。厚労省に報告されている研究班の中間結果では有効性について判断は示されておらず、有識者会議のメンバーの1人はANNの取材に「今月中の承認はできないだろう」と話しています。

こんな記事も読まれています