俳優らが劇場の存続求め国に基金の創設などを要望[2020/05/23 07:19]

 新型コロナウイルスの感染拡大で休館を余儀なくされている劇場やミニシアターなどを継続的に支援するため、俳優や劇場の経営者らが国に基金の創設などを求めました。

 渡辺えりさん:「今回、演劇、ミニシアター、ライブハウスの人たちが一丸となって熱い思いを込めまして要望書を送らせて頂きたいと思いますので、ぜひお読み頂きたいと思います。よろしくお願い致します」
 劇場やミニシアターなどは緊急事態宣言や都道府県の休業要請を受け、営業の自粛を続けてきました。その多くが小規模経営で、事業の存続が危ぶまれる状況です。こうしたことなどを受け、劇場の経営者や演劇・映画の関係者らが文化庁などに対し、要望書を提出しました。要望書では感染拡大が収束しても客席を減らすなどの感染防止対策が必要で、以前のような経営状態に戻るのは困難だと訴えています。そのうえで、継続的な支援を行うためにも国に「文化芸術復興基金」の創設などを求めました。

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