医療現場は“次への準備”「専用病棟整備の支援を」[2020/05/25 12:01]

 緊急事態宣言が解除された後の課題について、新型コロナウイルスの患者の治療を続けてきた医療現場は「次への準備」の重要性を訴えています。

 東京医科歯科大学医学部附属病院・内田信一病院長:「コロナの患者とそうでない患者を並立できるような体制を今回、第1波のなかで(体制作りの)難しい点を学んできましたので、“withコロナ”の体制を作っていきたいと思う」
 東京医科歯科大学では先月2日に陽性者を受け入れて以降、これまでに新型コロナウイルスに関連する345人の患者を受け入れてきました。これまでに院内感染は発生していません。
 東京医科歯科大学医学部附属病院・内田信一病院長:「今後1年間くらいは、クラスターが起きた時に対応できる専用の病床をしっかりとした感染対策をして作っていきたいと思う。金銭的な支援と法的な部分を行政にはお願いしたいと思います」

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