SNSの誹謗中傷 国家公安委員長「連携して対応を」[2020/05/26 21:10]

 SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けていた木村花さんが死亡したことを受け、武田国家公安委員長は警察がこうした誹謗中傷に対処できるかどうかを記者会見で問われ、「様々な分野の方々と連携して対応していきたい」と述べました。

 23日、SNSで誹謗中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花さんが死亡しました。自殺とみられています。警察庁を管理する国家公委員会の武田委員長は26日の記者会見でSNSでの誹謗中傷について、「警察においても様々な分野の方々と連携して適切に対応していきたい」と述べました。一方で警察当局関係者によりますと、SNSでの誹謗中傷で追い込まれて被害者が自殺した場合でも、書き込みをした大多数のなかから加害者を特定したり、書き込みと自殺の因果関係を証明したりするのが難しく、現状では取り締まりが困難だということです。

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