梅雨を前に…マスク着用での熱中症に注意呼びかけ[2020/05/27 19:53]

 湿度が高く蒸し暑い日が続く梅雨の時期を控え、今年はコロナウイルスの影響でマスクを着けて過ごす機会が多くなるため、東京消防庁が熱中症への注意を呼び掛けています。

 熱中症で搬送される人は例年、梅雨明けの気温が上がる時期から増える傾向があり、昨年は8月に3779人が熱中症で病院に運ばれ、1カ月あたりの搬送者数で過去5年間で最も多くなりました。東京消防庁などによりますと、都内では今年に入り、熱中症の疑いで117人が救急搬送されています。今年は特にコロナウイルスへの感染を予防するためマスクの着用や自宅で過ごす機会が増えています。東京消防庁は、徐々に体を暑さに慣らしていくことや、室内でも湿度が高ければ熱中症になりやすいため、エアコンの利用を心掛けるなど対策を呼び掛けています。

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