柏崎刈羽原発の保安規定 東京電力に再検討求める[2020/05/28 22:25]

 東京電力が原子力規制委員会に提出した柏崎刈羽原発の保安規定について、規制委は再検討を求める方針を固めました。

 原発事業者が守るべき事を定めた保安規定のなかで東電は「福島第一原発の廃炉をやりきる」など7つの基本方針を打ち出し、これに基づいて柏崎刈羽原発の安全を保つための様々な取り組みを定めています。しかし、原子力規制委員会の委員らからは「基本姿勢が守られない場合どうするか不明」といった意見や「事故が起きた場合の社長の責任が明確ではない」といった厳しい意見が相次ぎ、東電に再検討を促す方針を決めました。今後、保安規定に違反した場合の罰則も定めるということです。

こちらも読まれています