東海道新幹線利用者が微増 緊急事態宣言の解除以降[2020/05/29 20:46]

 JR東海は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の解除以降、東海道新幹線の利用者が徐々に増えていることを明らかにしました。

 JR東海の金子慎社長は29日の会見で今月の東海道新幹線の利用状況を発表しました。今月1日から緊急事態宣言が39県で解除された14日までの利用者は去年の同じ時期に比べて8%で大きく落ち込みました。その後、15日から関西の3府県で解除された21日までの利用者は去年の10%、22日から全面解除された25日までの利用者は11%、26日から28日までの利用者は14%で徐々に増えているということです。JR東海は現在、去年の6割ほどの本数で運行を続けていますが、今後の利用者の増加に対応するため、来月1日から去年の8割程度まで本数を増やすことにしています。

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