日本を元気付けようと全国で一斉に花火を打ち上げるプロジェクトが進められています。この取り組みに参加する老舗花火店は、医療従事者に向けて感謝の花火を打ち上げる計画です。
山崎煙火製造所・山崎智弘専務:「尺玉と言われている玉で、今年の夏、打ち上げられる予定だった花火ですね」
明治36年創業の「山崎煙火製造所」の倉庫には、打ち上げの場を失った花火玉が3万発以上積み上げられています。廃棄処分になるものも少なくありません。苦しい立場にあるなかでも人々に花火を見てもらおうと、山崎さんら160以上の花火業者が近く全国で一斉に打ち上げるプロジェクトを進めています。山崎さんは打ち上げ場所の1つを病院の近くに決めました。花火は、医療従事者に感謝の気持ちを届けようと「青色」を基調としたものにしたということです。
山崎煙火製造所・山崎智弘専務:「我々花火作って上げることしかできないので、花火を見てもらって元気になってもらったり、笑顔になってもらったり、医療従事者に向けて本当にありがとうという気持ちですよね。感謝の気持ちを込めて我々上げたいなと思っています」
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