城山ダム「緊急放流」伝達訓練 去年の台風を教訓に[2020/06/12 12:26]

 神奈川県は大雨でダムの水を「緊急放流」する事態に備え、新たに導入したアプリを使って下流の地域へ迅速に情報を共有する訓練を行いました。

 相模川の上流にある城山ダムは、去年10月の台風19号で緊急放流をしました。当時、下流の自治体への連絡は夜間にすべて電話で行われ、緊急放流開始の連絡が遅れるなど混乱を招きました。これを受けて神奈川県は情報共有を迅速に行うため新たにチャットアプリを導入し、今月12日朝に訓練が公開されました。県の担当者はパソコンを使って下流の市や町の防災担当者にメッセージを一斉送信する手順を確認しました。

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