東京都知事選 あす告示 候補者がオンラインで議論[2020/06/17 12:06]

 来月5日の東京都知事選挙に出馬を表明している5人の候補者が18日の告示を前に新型コロナウイルス対策などについてオンラインで議論しました。

 元日弁連会長・宇都宮健児さん:「コロナ災害の第2波に備えるためにはPCR検査体制の抜本的強化、病院や保健所、医療従事者に対する財政支援の強化、病床・医療器具の充実、命をつなぐ生活保障の徹底が必要だと」
 前熊本県副知事・小野泰輔さん:「ピンポイントの対策をしなければいけない所に必要な対策をする。夜の街がそうだと思う。それをしっかりやっていく。それからモニタリングの体制をもっと充実させ、客観的なデータで感染症を追っていくということも必要だと」
 東京都・小池百合子知事:「東京版のCDC(疾病対策センター)を創設したいと考えています。医療機関との連携強化、感染者の情報を正確に把握をする。医療機関の連携サポート、医療従事者へのサポートなどをしっかり行って参ります」
 NHKから国民を守る党・立花孝志党首:「行き過ぎたコロナ自粛に対して反対するために立候補を決めました。多数決で決めたものに対してそれを全員が従うという全体主義に今、日本の社会が向かおうとしています。少数派の声、多様性を認める、そんな社会にしていくために頑張っていきたい」
 れいわ新選組・山本太郎代表:「コロナ災害による補償なき自粛、これが始まってから多くの悲鳴を聞いてきました。大胆に資金を調達して、それを人々に流し込む。とにかく底上げをする。これはもう本当に強く強く訴える必要があります」
 また、東京オリンピック・パラリンピックの対応やこの4年間の都政をどう評価するかなどについても議論が交わされました。都知事選挙にはこのほか、10人以上が出馬を予定しています。投開票は来月5日です。

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