新型コロナウイルスの影響で営業を見合わせていた富山県の立山黒部アルペンルートが2カ月ぶりに営業を再開しました。
富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートは除雪でできた雪の壁の間を歩くイベント「雪の大谷ウォーク」が人気で、毎年多くの観光客が訪れます。今年は4月15日に全線で開通したものの、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてわずか3日で営業を休止していました。しかし、県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことから2カ月ぶりの営業となり、再開を待ちわびていた観光客が訪れました。
観光客:「ここの山の魅力は特別なものがある」
運営会社によりますと、乗客にマスクの着用や消毒を徹底するほか、バスの定員を通常より減らすなどの対策を取り、当分の間は県内に住む個人客の取り込みを強化していく方針だということです。
広告