東京の大井競馬場から現役の競走馬が逃げ出し、近くの運河を泳いでいる姿が目撃されました。
大井競馬場によりますと、20日午前8時ごろ、競走馬が逃げ出して隣を流れる京浜運河に転落しました。
目撃した男性:「向こうの方角から泳いできて。ブルブルと鼻息荒く来たから、何だろうと思ったら馬だった。ゼッケンを付けてたんですよ。ここで馬が泳いでいるとは思わなくてびっくりしました」
別の目撃者:「泳いではいるが、疲れている様子だった」「(Q.どれくらい馬が見えた?)頭と背中が少し見えていた。(背中には)背番号というか…」
苦しそうに水をかく馬は約350メートル泳いでようやく対岸にたどり着きました。馬は雌で6歳の「サルダーナ号」で最近、高知県の競馬場から東京に移って来たばかりでした。朝の調教の後に逃げ出し、競馬場のすぐ隣の防潮堤を飛び越えて運河に落ちたということです。大井競馬場では先月25日にも馬が逃げ出して車に衝突しています。競馬場は施設を総点検して再発防止に努めるとしています。
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