謎の白い飛行物体「自衛隊のものでない」防衛省[2020/06/20 17:15]

 今週、宮城県と福島県で目撃された白い飛行物体について、防衛省は自衛隊の保有する気球ではないと発表しました。

 防衛省によりますと、陸上自衛隊などはGPS(全地球測位システム)や気象観測用などの気球を複数、保有しているということです。しかし、目撃された白い物体はプロペラやソーラーパネルのようなものを付けており、「外観が異なる」として自衛隊のものとは一致しないと明らかにしました。また、防衛省は白い物体の正体について「分からない」とコメントをしていますが、河野防衛大臣は19日の閣議後会見で、「24時間365日、レーダー、その他で警戒監視を続けている」と強調し、安全保障上の影響を及ぼすものではないとの考えを示しています。

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