コロナで解雇・雇い止め…さらに悪化 2万5000人超[2020/06/23 16:53]

 新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めの対象となった人が2万5000人を超えました。

 厚生労働省によりますと、19日の時点で新型コロナウイルスの影響で職場を解雇されたり、雇い止めの対象となったりした人は前の週から1892人増えて2万6552人でした。東京都や大阪府など人口の多い都市部に集中していて、業種別では宿泊業が5508人で最も多く、次いで飲食業が3991人、製造業が3684人となっています。先月25日から雇用形態別での集計を始めましたが、パートやアルバイトなど非正規の労働者は7959人に上り、この期間に解雇や雇い止めになった人の54%を占めました。また、新卒採用にも影響が出ていて、3月に卒業した学生のうち42事業所で110人の内定が取り消されました。入社時期を繰り下げられた人も1000人近くに上りました。

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