従業員8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたさいたま市のキャバクラ店について、市による店の利用客の追跡調査が難航していることが分かりました。
さいたま市によりますと、大宮区のキャバクラ店では26日から28日にかけて従業員の男女8人の感染が確認されました。店には合わせて70人の従業員がいて、感染が確認された8人を含む約40人がこれまでに検査を受け、16人が陰性で残り16人の検査結果は出ていません。検査を受けていない30人については検査が必要かどうか検討中です。市は店の利用客について、19日前後から約1週間に来店した人が濃厚接触者になる可能性があるとみています。ただ、この期間に何人の利用客がいたかや客の連絡先は把握できていないということです。市は少なくとも常連客については従業員を通じて健康観察などを促しているということです。また、店名について市はオーナーの承諾が得られ次第、公表する方針です。
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