PCR検査すぐに受けられなかった…214人感染の病院[2020/07/01 17:32]

 発熱などの症状で感染を疑うことが難しかったとしています。

 入院患者ら214人が新型コロナウイルスに感染して43人が死亡した東京・台東区の永寿総合病院の院長が会見しました。院内感染の原因として、感染が始まった3月中旬の段階では発熱や肺炎の症状だけで感染を疑うことが難しかったうえ、PCR検査もすぐには受けられなかったことなどを挙げました。
 永寿総合病院・湯浅祐二院長:「何日も結果が出ないということがずっと続いておりましたので、できるだけ早く結果が分かるということはこれから絶対に必要だろうと」
 また、職員のマスク着用や消毒にも不十分な点があったと説明しました。

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