日本医師会 都の感染状況に危機感[2020/07/01 22:30]

 東京都で連日50人を超える新型コロナウイルスの感染者が出ていることに対し、日本医師会は「病床がいずれいっぱいになる可能性がある」と危機感を示しました。

 東京都は1日、緊急事態宣言が解除されてから最も多い67人の感染が確認されたと発表しました。日本医師会の釜萢敏常任理事は定例の記者会見で、感染状況について「新たな感染拡大ではなく前回の続き」との認識を示しました。そのうえで「感染者が多い状態が連日続くと軽症・中等症の病床はいずれいっぱいになる可能性がある」として「新型コロナウイルス以外の病気の治療ができる体制を維持しなければならない」と話しました。医師会は今後、感染を防ぐ体制が取れる医療機関に対して積極的にPCR検査を担うよう呼び掛けるということです。

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