小学校の60代女性教師がコロナ感染 横浜市[2020/07/01 22:36]

 横浜市の市立小学校に勤める60代の女性教師が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。横浜市の公立学校で教職員の感染が確認されたのは初めてです。

 横浜市によりますと、女性教師は先月24日、出勤した後にせきの症状があり、帰宅後に38度の発熱がありました。その後、女性教師は医療機関で風邪と診断され、熱がある日は自宅で療養し、熱が下がった日は出勤していました。断続的に発熱が続いたため先月30日にPCR検査を受けたところ、今月1日に陽性が判明しました。女性教師が勤める小学校は2日は臨時休校し、その後の対応は保健所と協議して判断するとしています。女性教師は体育の授業で熱中症対策としてマスクを外すこともあり、担任の児童27人全員と職員室で席が近い教師4人が濃厚接触者として今後、PCR検査を受けるということです。1日までに体調不良を訴えている人はいません。女性教師は上司に発熱などの症状を報告していましたが、ぜんそくの持病があるうえに「風邪」と診断されたために感染を疑うことが難しく、熱が下がる度に出勤を繰り返したということです。感染経路は分かっていません。

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