リーマン・ショックに次ぐ 年金運用8兆円超の損失[2020/07/03 19:12]

 新型コロナウイルスの影響で過去2番目に大きい運用損失となりました。

 約150兆円に上る公的年金の資産を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、昨年度の運用実績について8兆2831億円の損失を出したと発表しました。これはリーマン・ショックの2008年度に次ぐ、過去2番目に大きな損失額です。GPIFによりますと、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大した今年3月、国内外の株価が大幅に下落した影響を受けたということです。ただ、「今回の損失が年金給付に与える影響はない」としています。

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