福岡、佐賀、長崎に特別警報 各地で崖崩れや冠水[2020/07/07 06:21]

 活発な梅雨前線による大雨で、気象庁は福岡県と佐賀県、長崎県に大雨特別警報を出して最大級の警戒を呼び掛けています。

 各地で崖崩れや道路の冠水が相次ぎ、住宅などに被害が出ています。福岡県大牟田市では24時間雨量として観測史上最大となる440ミリの雨を観測しました。長崎県大村市でも観測史上最大の1時間に94.5ミリの猛烈な雨が降りました。気象庁はこれまでの雨で重大な災害が発生している可能性が高いとして、現在、福岡県と佐賀県、長崎県の市や町に「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を出しています。梅雨前線は7日も九州付近に停滞するとみられていて、特に九州北部では8日朝までにさらに250ミリのまとまった雨が降る見込みです。

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