観測史上最大の雨量で被害甚大 一時特別警報の長崎[2020/07/07 12:26]

 観測史上最大の雨となった長崎では店舗が全壊するなど被害が出ています。

 (吉永龍司アナウンサー報告)
 長崎市では7日午前中いっぱい、かなり強い横殴りの雨が降っていたのですが、現在は少し落ち着いています。傘を差さずに歩いている人もいます。風もほとんどありません。ただ、1時間ほど前までは雷が鳴っていまして、低いゴロゴロとした音が体に伝わってきました。長崎市では午前6時半ごろまでの24時間雨量が長崎市長浦岳で400ミリを超え、大村市では384ミリと観測史上最大を記録しました。佐世保市大黒町では崖が崩れ、流れ出た土砂で青果店が全壊しました。県によりますと、長崎市や佐世保市の合わせて8カ所で崖崩れが起きています。
 また、6日に複数の川が氾濫した大村市では、観葉植物を栽培しているビニールハウスで従業員らが後片付けに追われています。このほか、コロナ対策のため人数を制限していた避難所1カ所で収容人数を超えたため別の避難所に案内する事態も起きています。

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