世界最古で新種イルカの化石発見 群馬県[2020/07/08 23:59]

 群馬県で20年以上前に発見された化石が世界で最も古い新種のマイルカ科の化石だったことが発表されました。

 群馬県立自然史博物館によりますと、化石はマイルカ科の頭の骨の一部などで、安中市内で20年以上前に発見されていました。その後の調査で、化石が見つかったのは1130万年前の地層だったことが分かりました。世界で最も古いとされていたマイルカ科の化石よりも約200万年古い地層から見つかったということです。また、骨の形状からこれまでの分類に当てはまらない新種であることも分かりました。博物館は「イルカの進化の過程が解明できる可能性を秘めた貴重な標本の発見であり、非常にやりがいを感じる」としています。

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