雅子さま「御養蚕納の儀」蚕の飼育作業の締めくくり[2020/07/10 12:13]

 皇后さまが皇居で今年の蚕の飼育作業を締めくくる儀式「御養蚕納の儀」に臨まれました。

 皇居での蚕の飼育は明治時代以降の皇后が代々引き継いでいて、5月から皇后さまは蚕に桑の葉を与える「御給桑」などに初めて取り組まれてきました。10日は午前10時前に皇居に入り、取れた生糸を神前に供える御養蚕納の儀に臨まれました。宮内庁によりますと、今年は新型コロナウイルスへの対策で、泊まり込みで飼育する職員を1人に減らしていました。また、育てる品種は日本の古来種である「小石丸」のみに絞り、30キロほどの繭を収穫したということです。

こちらも読まれています