感染確認の職員が業務 避難者への状況説明追われる[2020/07/14 06:20]

 熊本県の豪雨被災地に香川県から派遣されていた高松市職員の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。一方、熊本県は男性保健師が業務にあたった避難所の避難者に状況を説明するなど対応に追われました。

 熊本県・蒲島郁夫知事:「被災者の皆様に心配を掛けることになり、申し訳ない」
 熊本県は男性保健師が業務にあたった人吉市の人吉第一中学校と多良木町の旧多良木高校の避難所に避難している人たちに状況を説明するとともに施設を消毒しました。この2カ所に避難している約400人のうち、希望者にはPCR検査をすることにしています。今のところ体調不良を訴えている人はいないということです。熊本県の蒲島知事は、職員を派遣する自治体に感染防止策の一層の徹底を要請するとともに職員を派遣前にPCR検査をするよう要請するか検討することにしています。

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