ひとり親世帯に夕食用の弁当を無料配布 東京・港区[2020/07/14 12:13]

 東京・港区は新型コロナウイルスの感染拡大で困窮するひとり親世帯を対象に、夕食用の弁当の無料配布を始めました。行政による弁当配布は都内で初めてです。

 弁当は区のホームページを通じて申し込み、最大で60日間受け取ることができます。弁当は区内の飲食店で当日に作られ、最寄りの児童館など区の施設12カ所で配られます。初日の13日は400世帯から申し込みがありました。
 収入がなくなった自営業の女性:「すごくおいしそうで栄養バランスが整ったものが食べられるというのは、なかなか自分ではここまでできないのでとてもありがたいです」
 東京・港区子ども家庭支援部・野上宏課長:「今回は現金支給と違って(平日)60日間、夕食を提供するということなので、お子さんと一緒に夕飯を食べて頂く時間を取って頂きたいと思っています」
 港区によりますと、こうした行政サービスは都内では初めてです。

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